2014年1月24日金曜日

細川陣営の「脱原発」以外の政策は、石原・猪瀬政権のコピペ? 原発推進疑惑の選対責任者、馬渡龍治氏のブログ

細川護煕氏は、本当に良い人柄の人です。
江戸、それも元禄時代の殿様が、現代にタイムスリップして来たかのように思えます。

東北地方の復興についても、日本中で瓦礫の広域処理問題が起きているとき、横浜国立大学名誉教授の宮脇 昭氏と「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を発表したりして、政界を引退されても頑張っているなぁと、感心したものです。
もっとも、「いのちを守る森の防潮堤」のページを見ると、実働はされておられないようですが。

そんなところへ、小泉純一郎氏とのコンビでの「脱原発」連合での東京都知事選参戦です。

それはもう、脱原発団体の人達は、右往左往の状態になりました。
しかも、公示日前日まで「脱原発」以外の政策は全く出てこないと言う状況です。

結局、公示日後に発表された政策は、リーフ3枚の簡単なものでした。
内容は、前回のブログ
【東京都知事選】主要4候補の政策比較。
を参照して下さい。

こうやって出て来た細川氏の政策ですが、内容がぱっとしません。
はっきり言って、「『脱原発』以外は、良きに計らえ」と言う感じなのです。
いやぁ、都民はそれでは困るんですがと突っ込みを入れたくなります。
・2020東京オリンピック
・築地移転
・新銀行東京
等は、東京都の大きな問題ですし、
・秘密保護法
・TPP
・憲法改正
・ブラック企業等の雇用問題
・アベノミクスが仕掛けた円安に依る物価の上昇と、給料が上がらない不整合
・東アジアの緊張
等は、安倍政権のこの一年の政策の結果が問われる問題です。
そういった事に関しては、全て小泉氏と細川氏は話し合っていないそうです。


Twitter等からいろいろ漏れてくる情報から、細川陣営の選対責任者・馬渡龍治氏のブログにたどり着きました。
「まわたり始末控え」前衆議院議員 まわたり龍治のブログです。
彼は、小泉純一郎氏の仕掛けた「郵政選挙」で当選した、いわゆる「小泉チルドレン」です。その経歴から言って、細川氏が彼を選んだとは考えにくく、小泉氏からの指名なだと推察されます。

選対責任者ならば、細川氏の政策全般に関して全て把握しているはずとブログに目を通しました。そこで目を疑った記述を見つけました。
2014/1/13の「原発問題」と言う記事です。(見つからなかったら魚拓を)
モザンビークを訪問している安倍首相が、「東京都知事選では幅広い政策課題が議論されるべき」と語っていましたが、東京都政の課題については、「2020アクションプログラム」という東京都でまとめたものがあって、これに優先順位をつけて実行すればいいのです。その中には、少子高齢化対策などに対する施策が具体的に示されています。都知事になった人がそれを示していけばまず間違いないのです。
この時期、既に選対責任者であったかどうかは分かりませんが、この記述から、「東京都の都政は、既に石原・猪瀬と続いた都知事の作ったプログラムがあるから、それを実行するだけでいい」と考えていた事が分かります。

有権者であり当事者である東京都民は、どう思うでしょうか。(私もその一人です)
たしかに「脱原発」は重大な問題であり、私も原発には大大大反対です。(重要なので三つ重ねました)
官邸前のデモにも出かけた事もあるし、原発都民投票の誓願に署名を一人寂しく路上で集めた事もあります。
原発問題についても、沢山調べました。
・原子炉の危険性等の科学的・工学的問題
・被曝と健康等の疫学的問題
・原発労働者関係の社会学的問題
・原発のコスト等の経済学的問題
・原発の核廃棄物処理問題
・それらに付随し問題の解決を阻む政治的問題
もう、頭の中が容量不足になりそうな程です。

それでも、東京に生活するものとして「都政」をおざなりにしてもらっては困ります。

細川氏は、「都政関係」に関しての質問には、旨くはぐらかしているように見受けられましたし、出て来た政策も非常に簡単なものです。
これが、選対委員長との協議の結果だとしたら、細川氏は自分の考えている都政についての政策を、しっかり開示してもらいたい。
それ無くして「脱原発」の言葉だけで投票しろと言うのは、東京都民の長になる身としての資格が問われます。

また、選対委員長のブログの別のページには、こんな記述もありました。
2011/4/20の「原子力」と言う記事です。(見つからなかったら魚拓を)

東日本大震災による福島第1原発事故によって国内で「脱原発」の動きが活発になっていますが、私は現在の電力供給を担う手段としては原発に代わるものはないと思っています。よほど、消費者が節電をしてギリギリの生活ができるのであれば別ですが、それは難しいと思います。となると、自然エネルギーだけではいまの需要に応えることができないはずです。 
原発事故の直接的な原因は大震災によるものですが、もともとの設計の基準が甘かったのと、事故処理の不手際が重なってこのような大きな事故につながったのではないかと見ています。原発から逃げないで、どんな自然災害が起きても最低限の被害で耐えることができるような、本当に安全で安心な原発建設をめざすほうが現実的だと思うのです。このままでいくと、「原子力は危ない」という思想が先行して将来の原子力利用の機会が閉ざされてしまいます。原子力空母や原子力潜水艦は完全に実現不可能になってしまいます。
社民党は「それ見たことか」と「脱原発」の動きを活発にしています。今回の統一地方選挙で「原子力はいらない」と同党の候補者が叫んでいます。いまある原発を2050年までにすべて廃止して、太陽光などの自然エネルギーで全ての電力供給を行うとした『行動計画原案』を発表しましたが、もし、太陽光や風力や地熱などの自然エネルギーだけですべての電力需要を賄えるのであれば、世界中でその方向に向かっているはず。それなのに米国などの先進国の原子力発電の割合が増えているのは何故なのでしょうか。自然エネルギーだけでは到底はるかに足りないと思っているのですが、私の認識が間違っているのでしょうか。
これが、「脱原発候補」の選対委員長が福島第一原発事故からまだ一月しか起っていない時期に書いたものだと信じられるでしょうか。

これ以外にも、こちらのブログを見ると信じられない事が沢山散見されます。

薔薇、または陽だまりの猫

細川護煕の選対責任者・馬渡龍治小泉チルドレン)ブログから/すくらむ (国公一般)ブログ
最後に、馬渡龍治氏のブログ記事の一部を紹介します。
細川氏の選対責任者がどんな考えの持ち主かよくよく吟味する必要があると思いますが、ブログの中身からは、おおよそ、安倍暴走政権にストップをかけるどころか首都東京でもさらにアクセルを踏むことにしかならないことが分かると思います。
さて、細川氏からこの件に関して納得のいく説明を聞く権利が、有権者である東京都民にはあると思います。

追記:結局、馬渡氏は選対から追放されましたね。このブログのせいじゃなく、内部の勢力闘争だと思うけど。

細川陣営で意見衝突?馬渡龍治事務局長が退任へ!鳩山邦夫議員「私の元秘書たちは全員クビにされた。舛添に協力する」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1671.html