2014年1月18日土曜日

私が東京都知事に宇都宮けんじ氏を推す訳

東京都知事選が、前回から1年で行われる事になりました。


1年前の東京都知事選は、民主バッシングの国政選挙と同時に行われ、現職(当時)の石原都知事は国政選挙に打って出る為に辞任。
都政をほっぽり出した上に、「後継者は、副知事の猪瀬直樹氏」とわざわざ後継指名する始末。
「いやいや、後任は都民が選挙で選ぶんですよ」とTVに突っ込みを入れるも、結果は猪瀬氏が400万票以上を取っての当選。
私は、宇都宮けんじ氏を応援したが、結果的には100万票足らずで落選。
これが1年前の出来事。

この1年の間に、政権を奪回した安倍晋三総理&自民党は、もうやりたい放題。
・原発再稼働に向けて、どんどん堀を埋めていく。
・更に原発を海外に輸出促進。
・オリンピックを招致する為に「福島第一原発事故はアンダーコントロール」と世界向けて大嘘。
・改憲の為に、改憲発議を議員の1/2にしようと画策。
・解釈改憲で、集団的自衛権を拡張。
・「秘密保護法案」なるものを持ち出して、世界中からバカにされヤメロと言われながらも、強行採決。
・そのドタバタの間に、いろんな法案を駆け込み採決。
・アベノミクスと宣伝しながら国民の収入は上がっていないのに、消費税を5%+3%=8%にあげる事を勝手に決定。
・「福島第一原発から汚染水が漏れ放題な事」を、オリンピック招致が決定してから報道させるように圧力。
・靖国参拝を、諸々の反対の声に耳を貸さずに強行。アメリカからさえ怒られ、アジアからは集中砲火を浴びる。
・その他、もう書いてて嫌になるほど。

そんな中で、猪瀬都知事に徳州会からの五千万円不正献金疑惑が発覚。リコール運動する前に、さっさと辞任。

ということで、東京都知事を選び直すチャンスが巡って来た訳だ。

今回の東京都知事選は、単なる都知事選ではない。
国政選挙は、後2年間は無いのだ。当然、この1年間の安倍政権の政治に対しての都民の評価が問われる事になる。
・「原発再稼働」「秘密保護法」等に対する評価が問われる。
また東京都知事を選ぶ訳だから、東京都の問題はないがしろに出来ない。
・「2020東京オリンピック」「築地移転問題」「都民の生活=>ブラック企業問題」
等を避けては通れない。

真っ先に前回のリベンジとして、市民に担がれ「宇都宮けんじ氏」が「脱原発」や「コンパクトなオリンピック」など、前回の政治方針をリファインしたものを掲げて無所属で立候補宣言した。
当然、前回の勝手連は「脱原発」を実現する為に宇都宮氏の応援をした…。

だが、そこに現れたのが「細川護熙・小泉純一郎」コンビ
彼らの掲げる「脱原発」の言葉に、多くの勝手連が「宇都宮けんじ氏との一本化」を望んだ。多くの人が、それを申し込みにいった先が「宇都宮けんじ氏」の陣営。
つまり『「脱原発」で一本化する為に「宇都宮けんじ氏」に立候補を取り消すようにと言う事』
そのような意見は、ネット上でも散見する。
いくつか例を挙げる。



だが、誰も細川・小泉陣営に働きかける人は居ない。
それも当然かもしれない。細川氏も小泉氏も連絡の取りようが無いのだ。
市民とのチャンネルが全く閉ざされている。

私が、脱原発運動で「細川・小泉」連合より「宇都宮けんじ氏」を選ぶ理由は、ここに現れている。

「脱原発」は、スター政治家に任せるのではなくて、国民ひとりひとりが決断して行動した結果として成し遂げられるものだからだ。
一人の政治家がどれだけ頑張って抵抗しても、国民の支持が無ければ、引き摺り下ろされて終わりと言う場面を私たちは既に見ているはずだ。
そう、菅直人首相(当時)だ。
彼が浜岡原発を止めさせたとき、私たちは喝采を送った。
だが、それに怒った原子力ムラは自民党だけでなく民主党内部も使って、彼を首相の椅子から引きずり下ろした。
多くのデマや、新聞各紙の集中砲火があった。国民は、それにさっくりとのってしまった。福島第一原発事故から、まだ一年と立っていない時期だと言うのに。
「脱原発」を小泉純一郎氏の知名度と政治力だけに頼るのは、非常に危険だ
それでなくても、このコンビは高齢だ。いつまでも政界に力があるものではない。
彼らが退場した後、どうするつもりだ。

はっきり言って「宇都宮けんじ氏」には、「細川護煕氏や小泉純一郎氏」の持つ知名度で大きく劣っている。
日本の政治の一番の問題点がここにある。
日本の選挙は「政策論争」では無くて「人気投票」で、
それをもっともよく知る人物が「小泉純一郎氏」なのだ。

今回、「細川・小泉陣営」の政策として聞こえてくるのは「脱原発」の言葉だけだ。
それ以外の事は全く分からない。また、「脱原発」にしてもその言葉以上の内容は聞こえてこない。

「これで判断して投票しろ」と言うのが小泉純一郎氏得意の「ワン・イシュー戦法」なのだ。

だが、私たち国民は、このような政治のあり方でいいのだろうか?

一人のスターに頼って政策の実現を願うのは容易い。
まるで、「水戸黄門が現れて徳川家の印籠を掲げると、悪者達までもが平伏して沙汰を待つ」ような状況を望んでいるようだ。
私はこのようにTweetした。

脱原発は打ち上げ花火ではだめなのだ。
大きく開いた大輪の花火をみんなで見て喝采していては、すぐに火は消えてしまう。
秋の草原に放たれた野火のように燃え広がって、原子力ムラ全体を燃やし尽くさなければいけない。

日本中の選挙で「脱原発候補」を「脱原発勝手連」が推して当選させる状況を作り出さなければだめだ。
その第一歩が、この「2014年東京都知事選挙」にかかっているのだ。

追加1:宇都宮けんじ、候補一本化問題で吠える!
 

追加2:「細川護煕氏・小泉純一郎氏」には、その政治力や知名度を生かして、東京都を始め、日本中の反原発都道府県知事の応援に回って欲しい。また、ボロボロになった野党の再編にも、力を尽くしてもらいたい。