2012年9月15日土曜日

iPhone5+テザリング+エクストラオプション 本当にこれで大丈夫?!

みなさん、iPhone5 予約されましたでしょうか?
私も、9月14日の国内発表日に済ませてきました。

今回のiPhone5で、とうとうLTEに対応です。
高速化された通信速度が楽しみな人も多いでしょう。
しかし、ここでSoftBankとauのサービスに大きな違いが出てきました。

「テザリング」の有無です。
(「デザリング」じゃないですよね。auさんw)

「テザリング」とは、簡単にいうとiPhone5をモバイルルーターにして、他の機器(PCやiPadやDSやPSPなど)をインターネットに接続する機能です。
この機能があれば、他にモバイルルーター用の機器を買わなくても契約しなくても、マクドナルドなどのお店のWifi機能を使わなくても、いつでもどこでも、iPhone5以外の機器でもインターネットが使える、まるで魔法のような便利な機能です。

iPhone5にて、auは「テザリング機能有り」で、SoftBankは「テザリング機能無し」です。

やったぜ、やっぱり「テザリング機能有り」の方が便利に決まってる!と思いますね。
ここで、両社の代表的な料金プランをおさらいしておきましょう。

新機種で、iPhone5 16GB を2年間使うとします。

SoftBank 利用料金ページ
ホワイトプラン(i)       980円/月
S!ベーシックパック(i)     315円/月
パケット定額 for 4G LTE 5,460円/月
機種代金+月々割り       0円/月
毎月のお支払い額     6,755円〜

LTEプラン         980円/月
LTE NET           315円/月
LTEフラット        5,460円/月
テザリング手数料         0円/月 (12/31迄の申し込みキャンペーン)
機種代金+毎月割り       0円/月
毎月のお支払い額     6,755円〜

と変わりませんね。やっぱりauがテザリング機能ついてる分だけお得!でしょう。

しかし、「テザリング機能」の有り無し以外に両社に大きな違いがあります。
それは、「帯域制限」の有り無しです。

「帯域制限」とは、簡単にいうと、個人のその月のデータ通信の使用量に対して制限をかける事です。制限を超えると、極端に速度が遅くされ、事実上、それ以上使えなくされます。

auの場合、今回のiPhone5に対して、7GB/月の帯域制限があります。
ひと月のデータ通信の使用量が7GBを超えると、通信速度が128kbbpsというアナログモデム並みの通信速度にされてしまいます。これは、「とりあえず繋がって、文字のメールなら読める」程度の速度です。

これは困るという人のために、auは「エクストラオプション」というサービスを用意してあります。
これは、オプション料 2,626円/2GBで帯域制限が適応されずに、通常の速度で使えるという事です。

2,626円/2GBは高いけど、「テザリングするのに帯域制限がかかるのは困るから」と、一緒に契約するのが普通でしょう。ちなみに、「エクストラオプション」サービスを契約しただけでは、料金はかかりませんから尚更です。

さて、「これで問題は無い」と思うでしょう、本当にそれでいいでしょうか?

「帯域制限・7GB」+「エクストラオプション」には、考慮しておかなければならない点がいくつかあります。

1)7GB/月の帯域制限のデータ使用量は、3GかLTEかによらずに計算される。


auにしてもSoftBankにしても、LTEサービスは始まったばかりです。全ての地域の全ての時間帯でLTEの速度を享受する事は難しいでしょう。LTE自体が使えない地域もあるはずです。そのような地域でのデータ通信は自動的に3G回線を使う事になるのですが、その通信料も帯域制限のデータ使用量に加算されます。
つまり、極端にいうと「LTEを使用しない」設定にしておいて3G通信しか使わなくも、7GB/月の帯域制限は適用されます。
これは、LTEの恩恵が少ない人(LTEが繋がらない人)には、有り難くない問題です。


2)「エクストラオプション」は、契約しておくと自動的に適用される。


これは、「あたりまえじゃないか」と思われるでしょう。
しかし、例えば「あと1日で月末がくるけど、それまでのデータ通信量がぎりぎり7GB(テザリング契約なら7.5GB)以内に収まっている」などという状況では、「エクストラオプション」の2,626円/2GBを使わずにおきたいでしょうが、契約していると、7GBを超えたら自動的に使われてしまいます。
その月が、「エクストラオプション」サービスの対象の月であれば、7GB(テザリング契約なら7.5GB)を超えれば自動的に適用されてしまい、月の途中で適用を止めるようなオプションはありません。
また、「エクストラオプション」の適用時は、適用された後でEメールかSMS(i)メール(Cメール)で通知を貰うか、通知自体を行わないかのオプションしかありません。
エクストラオプションを適用しました」としか知らせては貰えないのです。

これを防ぐには、「お客様サポートアプリ」か「auお客様サポートページ」にてその月のデータ使用量をこまめに確認しておくしかないとのauサポートからの回答でした。
これは、どうにも不親切な仕様です。
「お客様サポートアプリ」
パケット数×128byte
÷1000,000=通信量(MB)になります。

3)「エクストラオプション」は、ひと月に何回でも適用される。


「エクストラオプション」の2,626円/2GBは、データ帯域制限にかかる度に2GBごとに何度でも適用されます。間違って10GBの大きなファイルをダウンロードしてしまっては、2,626円×2回以上の追加料金がかかる事になります。
この回数に制限はありません。と言うか設定出来ません。
言い方を変えると「実質青天井の料金設定」といえない事も無いのです。

4)「テザリング」利用中は、iPhone5の電池が減る。


これは、スマートフォンを使っている人にとって、電池の残り容量がどんなに大事か聞いてみれば分かるでしょう。「テザリング」している間はiPhone5は使用中になるので、電池がどんどん減っていきます。

5)iPhone5での通信量を計算してみよう!(追記)

とても参考になるブログを見つけました。
iPhone5の7GBの通信速度制限の計算方法を勘違いしてた…危ない危ない…。
SoftBankの人の通信量の計算方法が載っています。

iPhone5 通信量シミュレーター
計算例
想定されるiPhone5の通信状況を設定すると、「エクストラオプション」での追加料金や通信料金が計算出来ます。(とても便利です!)

6)これから先のiPhone5の利用方法が変わるかも知れない。

iPhone5にて高速通信の便利さを知ったら、LTEでの動画の視聴やWebのアクセスも増えるかもしれません。WebのアクセスにはTwitterやFacebook、Google+、MixiなどのSNSの利用の時間も含まれる事も注意して下さい。
また、iCloud、、DropboxGoogleDriveEvernoteなどの「クラウドストレージ」の利用はまだ始まったばかりで、これからの利用はとても増えるでしょう。iPhoneで撮った写真が「フォトストリーム」に自動的にアップロードされるのも「クラウドストレージ」を利用しています。
・ファイルをクラウドストレージに置いて、iPhoneやPCやiPadなどで共有して使う。
・プロジェクトで、クラウドストレージで、資料を一括管理する。
などと言った機会が、確実に増えます。
一度使ってみると、とても便利な機能なので、これからどんどん利用が増えるでしょう。
もちろん、使う度ごとに、共有したファイル分の通信量が発生します。
クラウド&wifi最強の活用術 (Podcast〜日系トレンディより)

★さて、あなたのiPhone5の利用構想はいかがでしょうか?

データ通信の利用をiPhone5以外の自分の持つ機器(PCやiPadやDSやPSPなど)で思う存分利用したいならモバイルルーターを使う方が便利で安上がりでしょう。
例えば、今ならUQ WiMAXにて「WiMAX Speed Wi-Fi(WiMAX+au)」の2年契約ならば月額4,410円+2ヶ月無料で使えます。

モバイルルータの速度とデータ帯域制限、使用料金については次のような記事にて各社の比較があります。
UQ WiMAX・Xi・EMOBILE LTE・Softbank 4G徹底比較、本当に選ぶべきは「業界最速」ではない

iPhone5にとって「テザリング機能」が自分にとって本当に必要な機能なのか、通信会社と契約する際にはよく考えておいた方がいいでしょう。
その上で「iPhone5での「テザリング機能」が必須かどうか?」「データ通信量はどのくらいになるか?」を考えて、
・【デザリング無しで帯域制限の無い SoftBank 
・【テザリング有りで7GBの帯域制限のある au 
のどちらが安心してデータ通信量を気にせずに、素敵なiPhone5のある生活を楽しめるか考えましょう。

iPhone5の説明(大阪弁バージョン)

追記)SoftBankもテザリングコースを用意しましたので、上記の記事は、テザリングを利用するかしないかの視点に読み替えて頂けると助かります。