2012年2月10日金曜日

数字と中身とソーシャルメディア

皆さん、この記事を読んだ事ありますか?

これを見て、これはFacebookの問題だけじゃないなと思いました。
Google+にも、そんな人が侵略の手か足か触手を伸ばして、食らいついているのです。

では、なぜこんな人達が出てくるのでしょうか?
それは、ソーシャルメディアに於いて、価値を表すのに次の2種類があるからです

1)「いいね」や「+1」、「フォロワー数」の様な数値化出来るもの。
2)「コンテンツの内容」「信頼度・人気度」の様な、数値化出来ないもの。

数値化出来るものは、システム的に実装するのが簡単です。
そして、その数値を見る人も小学生レベルの算数の知識があれば分かります。
このシステムは、2)の数値化出来ないものと、大きく相関が現れると思って導入されたのでしょう。
しかし、その機能は「性善説」と「全部の人の情報リテラシーの高さ」に頼っている事に気づかなければなりません。
例えば、500人のグループを作ってお互いに投稿に「いいね」を付けすると、一つの投稿で内容に関係なく(拾ってきた適当な写真一枚でもいい)500いいねをもらえます。この投稿を1日に5個行えば、40日で10万「いいね」になってしまいます。
数字だけを見ると、人気者がたちまち出来上がります。

つまり、数値に出来ないものを数値化しようとすると、必ずそれを悪用するものが現れるのです。

他の例を考えてみましょう。

記憶に新しいのは、食べログにおいて、一部の店舗が業者を雇って高評価の書き込みを行わせて評判をあげた事です。
高評価の数値を、金で買えるわけです。

これは、元々数値化出来ないものを数値化しようとした事によるひずみです。
この数値を提供する側が、値に信頼性を持たせるには何らかの努力と工夫を行わなければいけないでしょう。

しかし、本当の問題は安易に数値を信じて頼ってしまう人々の気持ちにあります。
数値に惑わされず、自分でコンテンツの内容やそれを提供する人を見分けなければいけません。

それでは、私達の活動の場所であるGoogle+で、どうするればいいのでしょうか?
・サークルに入れる人の厳選
 サークルに入れられたら、やっぱりサクり返したくなるもの。
 でも、その前にその人のストリームをチェックして、どんな人か確認しましょう。
・フォローを外す勇気と決断
 一旦サークルに入れた人でも、時々必要です。
 また、こちらがサークル返しすると、目的を達してこちらへのフォローを外す人も居ますので、ツールを使って時々チェックする事も必要です。
・良質な情報の提供源になる
 まず、自分のストリームを良く考えましょう。
 Facebookのように、無難な意見を書くだけのつまらないSNSになる必要はありません。それだけに、自分のポストには再共有するにしても、しっかり責任を持ちたいものです。
・自分で判断する力を付ける
 とにかく、最終的には自己責任の部分が残ります。情報に惑わされず、自分で判断する力を付けましょう。これは、実生活にも必ず役に立ちます。
・無意味な数値に惑わされない
 ある統計的な数値には、その集め方と解釈の仕方で、どのようにも取り扱えます。
 単なる数字に振り回されないようにしましょう。

SNSを楽しむには、解説書に載っている様な単なる使い方以上に、人々とのコミュニケーション能力が必用となります。
これは、実生活と変わらない事です。
しっかりとしたコミュニケーション能力を身につけて、楽しくSNSを活用しましょう!